標高1,600mのスキー場ゲレンデをそのまま利用したフリーサイトのため、遮るものがない突風・暴風のリスクが常につきまとう。芝生の下は硬い土と石の層で、付属のアルミペグは全く歯が立たない。真夏でも日没後は10度前後まで冷え込むため、夏用シュラフでは危険な低体温症のリスクすらある。
標高1,600mのため下界より雪解けが遅く、朝晩はまだ厳しい冷え込みが残る時期がある。防寒装備は必須。
晴天率80%を誇る快適さの一方、日没とともに気温が急降下し夜間は10度前後まで冷え込む。遮るもののない突風にも常に警戒が必要。
標高の高さから紅葉は早いが気温も一気に低下。突風のリスクは季節を問わず続くためガイロープの徹底が欠かせない。
雪中キャンプにも対応する反面、氷点下18度クラスの極寒となることもある。上級者向けの冬季装備が必須で、初心者にはおすすめできない。
車山キャンプスカイフィールドは、標高1,600mの車山高原SKYPARKスキー場ゲレンデを利用した天空のフリーサイトだ。八ヶ岳連峰から南アルプス、時には富士山や雲海まで見渡せる圧倒的なパノラマは、他の高規格キャンプ場では決して得られない唯一無二のご褒美である。
その一方で、開放感の裏には「暴風」「斜面での就寝」「夜間の極寒」「トイレまでの登山」という数々の重い代償が待つ。遮るものが何もない立地ゆえ、風速10mを超える吹き下ろしの突風が安いタープや骨組みの細いテントを一瞬で崩壊させることもある。芝生の下はスキー場特有の硬く踏み固められた土と石の層で、30cm以上の鍛造ペグとガイロープでの徹底した対策が欠かせない。
天候に恵まれれば一生の思い出になる絶景を提供する一方、準備不足の初心者やレジャー気分のファミリーが挑むと自然の猛威に心を折られかねない。完全な防風・防寒・鍛造ペグ装備を持ち、斜面を工夫で乗り切れる中級者以上向けのフィールドと言える。
このキャンプ場は「車山高原SKYPARK RESORT」がスキー場運営と一体で直営しており、隣接する「車山高原スカイパークホテル」「車山スカイマウンテンロッジ」とも同じ運営元というのは意外と知られていない。利用者の口コミには「共用の展望デッキから見下ろす景色がまるで秘密基地のよう」という声もあり、朝食をこのデッキで摂るのが密かな楽しみ方になっているようだ。またキャンプ利用者でも別料金で山頂までの展望リフト(スカイライナー・スカイパノラマを乗り継ぎ、標高1,925m地点まで片道約25分)に乗ることができ、テント設営後に軽装で山頂パノラマまで足を延ばせるのは、この施設ならではの楽しみ方と言える。
車で15分ほどの白樺湖畔にある「池の平ファミリーオートキャンプ場」は好対照な存在だ。車山キャンプスカイフィールドは標高1,600mのゲレンデを利用したフリーサイトで車の乗り入れ不可、遮るものがない立地ゆえの暴風と極寒がつきまとう。一方の池の平ファミリーオートキャンプ場は白樺湖畔(標高約1,416m)に位置し、車を横付けできるオートサイトで、直営の温泉「やまあいの湯」や、湖畔の遊園地・パターゴルフ・プールなど遊べる施設も豊富。天空の絶景とサバイバル感を求めるなら車山、家族で快適に過ごしたいなら池の平、という選び方ができる。
※こちらは施設公式サイトです。空き状況・予約方法は公式サイトの案内に沿ってご確認ください。