徒歩圏(車1分・徒歩数分)に本格温泉「ほりでーゆ〜四季の郷」があるという強力なメリットの裏で、サイトの地面は岩盤と松の根が張り巡らされた極端な硬さ。鍛造ペグ必須です。さらに早朝は野生の猿の群れが食材を狙って出没するため、ゴミ・食材の管理を怠らないこと。
標高700mのため下界より遅く芽吹くが、過ごしやすい気候。烏川の水量が増える時期でもあり、水辺で遊ぶ際は増水状況の確認を。
日中は30度近くまで上がり熱中症対策が必要。夜間は山からの吹き下ろしの風で涼しくなる寒暖差の大きいシーズン。
9月後半から一気に気温が下がる。林間特有の「風による枯れ枝の落下」があるため、設営位置は必ず頭上を確認すること。
公共施設寄りの運営のため冬季は営業休止となる可能性が高い。訪問前に安曇野市への営業期間の確認が必須。
須砂渡キャンプ場は、北アルプス常念岳の麓、安曇野市堀金烏川に位置する林間サイトだ。最大の武器は、車で1分・徒歩数分という近さにある本格温泉施設「ほりでーゆ〜四季の郷」の存在で、設営後の汗や焚き火の匂いをすぐに洗い流せる環境は他の林間キャンプ場にはない強みと言える。
一方で、公共施設らしいリーズナブルな価格とアクセスの良さの裏には、岩盤と松の根が張り巡らされた極端に硬い地面という現実がある。付属のアルミペグでは太刀打ちできず、鍛造ペグとペグハンマーの持参が事実上必須になる。加えて早朝には野生の猿の群れが出没することがあり、食材やゴミの管理には普段以上の警戒が求められる。
買い出し環境の良さや舗装済みの安全なアクセス路を踏まえると、初心者やファミリーにも十分におすすめできる一方、装備(鍛造ペグ)と野生動物対策さえ押さえれば、心身ともに癒やされる優良なベースキャンプになるだろう。
予約の際、隣接する「ほりでーゆ〜四季の郷」の予約フォームは仕様上「ご予約人数1人」としか入力できないという、初見だと戸惑うポイントがある。実際は1区画(約72㎡)単位での受付のため、家族やグループで泊まる場合は備考欄に人数を書き添える必要がある。また電話で問い合わせる際も、須砂渡キャンプ場(0263-72-6976)と、川を挟んで隣接する別運営の「須砂渡憩いの森オートキャンプ場」(0263-73-9122)の番号を混同しやすいので注意したい。管理棟も別々にあるため、当日どちらに向かえばよいか事前に確認しておくと迷わずに済む。
すぐ隣接する「須砂渡憩いの森オートキャンプ場」(0263-73-9122)は、同じほりでーゆ〜四季の郷エリアにありながら運営が異なる、いわば姉妹的な存在だ。全32区画は階段状に整地された芝生サイトで、車を横付けできるオートキャンプスタイル。実際の利用者の口コミでは「猿は近くの道路で見かけたが、上にある憩いの森のサイト自体には出ず、下の須砂渡キャンプ場には出るらしい」との報告があり、野生動物との遭遇リスクを避けたいなら憩いの森、価格の安さと温泉への近さを最優先するなら須砂渡キャンプ場、という選び方ができる。
※こちらは隣接する「ほりでーゆ〜四季の郷」公式サイトのキャンプ場予約ページです。お問い合わせは0263-72-6976(須砂渡キャンプ場)まで。