源泉掛け流しに入り放題。設備は昭和レトロでも、下北の湯治文化が凝縮された穴場。
設備は昭和レトロで正直古め。裏山の林間サイトのため夏場は蚊・ブヨ・アブが多く、虫対策は必須。また過去にはクマ出没で臨時休業となった実例もあるため、訪問前の電話確認をおすすめする。ただしこれらを差し引いても、源泉掛け流し温泉に入り放題という魅力が全てを凌駕する。
4月頃から営業開始(施設により変動)。市街地近郊のため雪解けは早いが、朝晩はまだ冷え込むので、温泉で温まりながらの春キャンプが快適。
本州最北の下北半島は沿岸部が涼しい一方、裏山の林間サイトは風通しがやや悪く蒸し暑さを感じやすい。虫の多さも重なるシーズンなので対策必須。
紅葉シーズンには市街地からのアクセスの良さが活き、日帰り入浴と組み合わせた気軽な利用がしやすい。朝晩の冷え込みが増すため防寒対策を。
冬季は休業(例年11月頃〜3月頃)。積雪や路面凍結が本格化する地域のため、営業期間外の利用は想定されていない。
むつ矢立温泉キャンプ場の最大の価値は、なんといっても隣接する「むつ矢立温泉」に営業時間内は何度でも入り放題という点に尽きる。源泉掛け流しのナトリウム塩化物泉は体の芯まで温まると評判で、キャンプ代とは別に日帰り入浴料を払えば、温泉旅館さながらの湯めぐりが楽しめる。
一方で正直に言えば、設備そのものは高規格キャンプ場とは程遠い。トイレは温泉施設内のものと屋外の仮設トイレが中心で、全体的に昭和レトロな雰囲気が色濃く残る。裏山の林間サイトということもあり、夏場は蚊・ブヨ・アブが多く、虫対策なしでの利用は厳しい。
「キャンプ場」というより「温泉の裏山で野営させてもらう」というアットホームな距離感を楽しめる人には最高の穴場と言える。むつ市街地からのアクセスも良く買い出しにも困らないため、温泉好きのキャンパーや車中泊層には特におすすめしたい一方、設備面の古さや虫の多さが気になる人は、事前にその点を織り込んで計画するとよい。
むつ矢立温泉キャンプ場の隠れた魅力は、隣接する「矢立ロッジ村」の三角屋根バンガロー9棟。実は床暖房付きという想像以上の装備で、バイクや車中泊層からも「テントより快適」との声が根強い。さらに敷地内には無料の足湯があり、コインランドリーや売店、お酒も買える自動販売機まで揃っている。実はこの施設、むつ市の公式観光案内には掲載されておらず、地元情報誌などで知る人ぞ知る穴場という側面もある。一方で口コミによれば、芝生のサイトは雨が降ると一気にぬかるみやすいとの報告があり、雨天が予想される日は迷わずバンガロー泊に切り替えるのが賢明だ。夜間は施設側の見回りもあるとの声があり、女性ソロや初心者にも比較的安心して利用しやすい環境と言える。
青森県内で似たタイプを探すなら、青森市の梵珠山県民の森も比較候補になる。どちらも「格安・穴場系」だが、料金と引き換えに得られるものが対照的だ。
※こちらは施設情報ページです。予約不要・先着順のため当日直接ご利用いただけますが、詳細は電話(0175-22-8211)でご確認ください。