標高850m級の山頂で360度の大パノラマとヒメボタルを堪能。ただし険しい登坂路と熊・気象への備えは必須。
ツキノワグマの生息地であり、公式サイトでは山頂付近での目撃情報が随時更新されています。食料管理は厳重に行ってください。また折爪岳山頂への道は道幅が狭く急カーブ・急勾配が連続するため運転には細心の注意が必要です。山頂特有の強風・濃霧・夜間の冷え込みにも備えましょう。
利用可能期間は5月1日から。山頂特有の残雪や冷え込みが残ることがあり、防寒着はまだ必要な時期。
7月上旬〜中旬には東日本最大級ともいわれるヒメボタルの大群生が見られる名物シーズン。一方でアブ・ブヨ・蚊が非常に多く、防虫対策は必須。ホタル観賞期間は臨時駐車場としてキャンプ場が使えないこともある。
展望台からの360度パノラマと雲海が特に美しい季節。夜間の冷え込みが強まるため、防寒着はしっかり準備したい。
利用可能期間は10月31日まで。11月から4月末までは積雪のため利用ができない期間にあたる。
折爪岳オートキャンプ場は、標高850m級の山頂付近という稀有な立地にありながら、協力金制で格安にオートキャンプができる貴重な施設です。展望台からは岩手山や八甲田連峰、八戸方面、さらには太平洋まで見渡せる360度の大パノラマが広がり、7月上旬〜中旬にはヒメボタルの群生という季節限定の名物も楽しめます。
一方でこの立地ゆえのリスクも大きく、ツキノワグマの生息地であるため食料管理を厳重に行う必要があり、公式サイトでも山頂付近での目撃情報が随時更新されています。加えて山頂までの道は狭くカーブが連続するため運転には細心の注意が必要で、山頂特有の強風・濃霧・夜間の冷え込みといった気象変化にも備えなければなりません。
利用は完全予約制で当日受付はできないため、電話は前日まで、Web予約は3日前までに済ませておく必要があります。買い出しも山頂には店がないため、麓の二戸市や九戸村で完全に済ませてから向かうのが鉄則です。絶景とホタルという大きな魅力と引き換えに、山の自然への備えが求められる中級者向けの施設と言えるでしょう。
折爪岳オートキャンプ場は、名物のヒメボタルが最盛期を迎える7月5日〜15日の期間、キャンプ場自体が臨時駐車場として使われるため利用できなくなります。ホタルと一緒にキャンプも楽しみたいと考えて訪れると、肝心の時期に使えないという逆説的な事態になるので要注意です。また平時はキャンプ場入口のゲートが施錠されており、ふるさと自然公園センターで受付を済ませてから車で入場する仕組みになっています。受付は17時頃までに済ませる必要があるため、到着が夜になりそうな場合は事前に電話で相談しておくと安心です。
同じ岩手県内でオートキャンプ系に分類される岩洞湖家族旅行村と比べると、折爪岳オートキャンプ場の立地の個性がよくわかります。
※完全予約制で当日受付は不可です。電話予約は利用日の前日まで(9:00〜16:30)、Web予約は3日前まで24時間受付可能(折り返しの電話連絡で受付完了)。問い合わせ先:折爪岳ふるさと自然公園センター 0195-23-7599。